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管理人はじめ「のりのりくらぶ」会員のお遊びです

「のりのりくらぶ」でも製作しています
 鍔製作の画像はこちら

稽古用にを五六台作ったりしたが、最近は根気が無くなり、手軽な鍔を手がけて手慰みにしている
拘りは直径が七糎厚さが一糎
刀剣の拵えを嗜む関係で作は鮫鍔が最も多い           <管理人>
  管理人作 「鍔矯正器」

市販品の値段なら7個も作れる・・・
鮫鍔の製作の詳細コーナーを新設しました

「のりのりくらぶ」でも製作しています 胴塗りの画像はこちら
六十本立生地胴に五大塗りの真似事を始めて間もなく一ヶ月になります 水牛の革は凸凹が激しく、既に五回塗りましたが乾燥を待って研いでは塗り、塗っては研ぎを繰り返しますので鏡面に近いところまでに仕上げようとしたら・・・気が遠くなりそうな作業で、この調子だと半年近くかかってしまいそうです  たぶん、途中で「完成っ!」と投げ出すことでしょう
胸はまだ思案中ですが流行の碁盤刺は好みではなく、いつものように茄子色の紺糸を使った蜀江にするつもりでいます 碁盤刺で胸に家紋を刺繍しようかとも考えましたが、どうも私には碁盤は「剛剣」のイメージに繋がってしまうのです 黒で「オーソドックスな位置に平紋」がいいでしょうか
二十年近くも大病を抱えている身ですので、いつ何時歩くことさえ不可能になるかも知れませんから「何を今さら・・・」とも思ったのですが「だからこそ」と「稽古を生きる目標」にして、またしても一式加えることにしたのです
大事に使って、今通っている子どもたちが成人したときに引き継いでもらえたら嬉しいかと、形見を製作中・・・

名付けて「舞鶴港黄昏風石目胴」
初めての試み・・・さてどうなることやら(「胴なる」なぁ〜んちゃって) 胸はまたしても濃紺×濃紺で菱刺を製作中

結局、最初の思惑とは大違いになるのですが

<<番外その1>>
予定時間が余ったので、綴じ紐の交換が必要な胴を分解。
左右とも、カタログでは「クロザン」と表示されていて、見ただけでも「そうではない」と言えるタダの牛革。綴じ紐は表に出る部分のみ着色してあり、縁革はクロザン風にプレスしてあるタダの牛革で、何と折り返しは接着剤で固定してある。

<<番外その2>>
塗っては乾燥させ、乾燥しては研ぎ・・・ 乾燥を待ってる間は時間の無駄、研ぎの要らない?石目を一台作ってみたが、半分ほど綴じたら手のひらの皮がめくれてきた。これもやっぱり研いだ方がよかったか?!
クリアを塗ってみたが、研いだらイメージが変わってしまった(..)

<<番外その3>>
紅溜のはずなのに、いくら塗っても限りなく黒に近い・・・どうして? ヤマト胴に金粉で家紋を描いたときに、何と胴台のその部分が溶けたことがあった。 ものによっては(材質は同じだと思っていたが)溶剤に反応するものがあるようで、知り合いの蒔絵師(人間国宝の跡取り)に聞いてみたら、まさにそのとおり。 今回は「その部分」ではなく「全表面」が溶けていたと思われる

<<番外その4>>
家紋の描き入れも練習しておかねば・・・
しかし、これは思った以上に難しい。筆を使って描くので「一定の太さの線」や「尖り」「丸」が一番の問題かと思いきや「線と線の間隔」に残す部分が至難の業である。
左右対称であるが故に描きにくいものもあるが、そうでなくとも描きにくいものもあるし、いずれにしてもおいそれとは描けない。
この程度に定めておいてくれた先祖に感謝か・・・

<<番外その5>>
六十本立。灰色のつもりが鶯色になってしまい研げば研ぐほど緑に近づいていくが原因は不明!
れから、個人的には好きでない研ぎを始めるのですが・・・面倒
木の葉ではどういう理由か知らないが「銀杏」を用いることが多い。だから臍を曲げてという分けでもないが「紅葉」にしてみた。
しかし、如何に紅葉でも「朱」や「赤」では使うのに抵抗を感じるので・・・

が?! 黒で家紋を描くつもりだったので困ってしまった。仕方なく家紋を朱色にしてみたが、朱色の家紋というのは使われているのを見たことがない。もしかすると「いけないこと」なのかも。

<<番外その6>>
今回仕入れた鮫革数十枚のうち、一枚で胴に使えるものを数枚発見! 中でもこれは逸品、なかなか手に入らない大きなもの(72cm×39cm)で星(珠のこと)も大きいし、しっかりしている(実はこういうものの方が刀剣には使いづらい)。
わずかな寸法不足で胴に張るには考え込んでしまうことが多いのだが、今回は何枚もあり却って有り難みに欠ける・・・
手元に六十本立新品の胴台がないので、焦らずゆっくりとやってみよう。
台の注文をしたら・・・メーカーの答えは的はずれなことばかり。そりゃそうだ、中国からの荷に一台だけ竹と布だけの台を入れるのは「忘れたり・・・」「ボロが見えたり」のリスクだけ。おまけに儲けは少ない。
数軒あたって、やっと親切?!な対応。
しかし、指物師に向かって「出来るんですか?」はない。
ところが・・・現物を見て「出来ません」と返事があって、やはり自分でやることになった。出来ない理由というのがふざけていて「革が未加工だから」だと?!
不思議な専門業者もあるもので、これで「国産」の看板の信憑性が・・・
初めから「自分でやる」って言ってるのに「○○円」の見積もりを出したのは業者側。いま忙しいからその値段ならいいかと一時的にも思っただけに情けない。
しかし、裏仕上げも出来ないのに「うちで張れます」とは笑ってしまうこの業界・・・

<<番外その7>>
「泉州小力」初挑戦!
しかし、実際はほとんどが管理人・・・
本人がやると、たったこれだけのことが何日かかっても前進を見ない。

胸を着けたりの後の作業は絶対に本人は「分からへ〜ん」とか言って投げ出すのは見え透いている。
ここまでで本人がやったのは、中途半端な研ぎだけ・・・
予想どおり管理人の仕事となった・・・

<<番外その8>>
「ロビンちゃん」こと
「魯敏ちゃん」のコーナー

連日奮戦の結果・・・溜塗で決着しました。
ここまでの道程の遠かったことと言ったら・・・
胸も交換したいところですが、
使用者がまだ小さくて胸が顎に
支えてしまうのです。

<<番外その9>>
こうなってくると子どもの落書きも同じで何にでも塗りたくなってくる。
仏壇の焼香盆と香炉まで・・・そしてご丁寧に家紋まで!?
今度はマイカーに塗っているかも?!

<<番外その10>>
二十年以上も前の「天敵」の胴。43本立て。扱いが悪いので信じられない痛みが多く、塗り直しと胸、縁はもちろん弦も交換する必要があった。
日にちをかけているだけに「またこんな扱いをするヤツに渡せないっ!」と思ってしまう。

自分用としては、いよいよ「最後の作」になると思われる

「鮫胴」のコーナー

中国で作られるようになってからは店頭価格で15〜18万円になりましたが、台も胸もやはり納得いかない品物。特に鮫革の星が気に入らない

日ごとに悪化していく病状から考えると、作るだけでも勿体ない気がする・・・
鮫革を張るので水牛は使いたくなかったが、これは薄く普通の生地胴よりはるかに軽い 今回、裏は塗らないつもりでいるが出来を見てから決定・・・
台に革を巻いてみたところ、大きく延ばしてから貼るのが普通だが、延ばさなくてもよいぐらいに大きな革 削るのが勿体ないような大粒の星だが、これを削っているときの臭いが何故か好き・・・ 縁の綴じ革。メーカーや店のものは品質が悪いので皮革メーカーに特注し、背部の最良質部を5粍に裁断、厚みを1.8粍に削いで貰ったが、さすがに少々の張力では切れない。もっと薄く出来そう。



用意した台のサイズが気に入らず処分、再度発注したため「準備中」


   後に続く   




<<番外その11>> 暇つぶし
   

紅葉のシルエット。奥にある三枚の葉はよく見ないと見えないし、角度によっては全く見えない。表面の四枚も角度で見えなくなる。研いだら、さらに目立たないものになるはず。管理人の好みではあるが残念ながら小さすぎる50本立・・・

<<番外その12>>
暇つぶしの(2)

銀と乾漆を入手(50本型)

これが消えてしまった達磨大師

さすがに2台めのこちらはセーフ!

たまたま同じ家紋だった依頼品
予定外の胴台が手に入った(というより買わされてしまった)ので、練習に「お気に入り」の達磨大師を・・・
しかし、いつもの悪い癖で「もうよかろう」と上塗りしたとたんに消えてしまった(..;) このせっかちを何とかせねば・・・
頼まれものの家紋まで消してしまった大失敗!
いま6台が順番待ち。年内にこの2台は仕上げておきたかったのだが、左は綴革がわずかに不足し年明けに発注の予定。右は縁革の穴空けに失敗(..;)何とかごまかそう。

<<番外その13>>
今度こそ「夜の海」になったはずだが、光の加減によってこんなに青く見える。
例によって胸は好みの「紺×紺」を菱刺に。 銀粉によって出来る凹凸が、いつもながら研ぎの妨げになってしまう。もっと研ぎたいが疲れたので妥協・・・

<<番外その14>>


中古ファイバーを入手したので
仁王像(阿形)を描いてみた。
吽形は次に機会があれば・・・
達磨大師のときもそうだったが、やはり絵画の専門家ではないので動きと表情が出せない。

ちなみに有名な某寺の仁王像であるが、モデルがちょっとした知り合いなので、本人の顔が浮かんできて困った(そのせいにしておこう)。

赤のファイバーであったが、まず下地に「こげ茶」次いで「白+灰」を重ねた。仁王を描いてから濃いめの「クリア」を大雑把に塗って「鼈甲」の雰囲気にしたつもりだが・・・
乾燥後の研ぎで感じが変わるはずであるが、ぜひともよい方向に変わって欲しいと切に願うのであった(^^;)
大失敗!!
塗らなきゃよかった
<<番外その14の2>>
どうせファイバーなど使わないものなので、塗りの練習用にしてしまおう

左は下地として濃い茶色、右は呂を重ねたあと「逆根來」にしようとして気が変わって「青霞」を入れたもの

<<番外その15>>

「こんなにどうするの?」ってぐらい・・・
乾漆風に塗って全面に銀粉を蒔いた43本立て
これは「お任せコース」の依頼品

続きはこちら


指物師?ギャラリー

拵えを作る道具の一部

模造刀は持ち合わせていません
(いつか一振り買ったものの、使う
ことがないので貸し出して行方不明)
鎌槍・槍・薙刀
いずれも本物ですが専門外なので
よく分からず、ただの飾り的存在

皆さんもよくご存知の白鞘拵え
まだ刀剣庫にもあって、実は数えた
ことがありませんが、家の一軒や二軒
建ったりして・・・これらの部屋は
誰に限らず立ち入り禁止!!
 

同じく何振りあるのか知りませんが
よく稽古に使うものだけ架けてある
もちろん、全て本物です

いろんな意味での出番を待つ鞘など

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