胴乳革の付け方
「袴のたたみ方」で画像を用いたところ非常に見にくいものとなりました。
そこで今回は画にしてみたのですが、取り急ぎ適当に書きましたので・・・
皆さんもご存知の「暖簾(のれん)」に「乳」と呼ばれる部分があります。それは暖簾に竿などを通す部分を指すのですが確か「犬の乳」に形状が似ているためこう呼ばれるようになったと記憶しています(関東・関西では若干の違いがあります)。
胴を肩から掛けて胴紐を結ぶ部分を「乳革」と言いますが、この名はこの暖簾の「乳」から名付けられたものです。
本来は長年の使用にも切れることはまずありませんが、正しく胴紐を結んでいないと一点にのみ荷重がかかり切れることがあります。

乳革の取り付け方(左右は逆に付けてください)
胴の正しい装着方法を指導されていない(出来ていない)道場では、これが切れた子どもたちをよく見かけます。


胴横乳革の取り付け方
特に小学生低学年の場合は、解けて抜けてしまうことがあるようです。
(観察したことはありませんが、初めから取り付け方が違うのではないでしょうか)
分かりにくいようなので、画像として
追加しました

胴紐の乳革への取り付け方
左が正しい方法です。最近は武道具店でも右のような付け方で客に渡しているのを見かけます。

胴紐の乳革への結び方
左は一点に荷重がかかり乳革が切れやすい。右側は三点です。


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